2008年2月2日土曜日

金の糸で若返り

金と医療の関係はとても古く、古代エジプト時代にはすでに「若返り」の治療に使用されていたといわれ、かのクレオパトラも金の治療を受けることでそ の美貌と若さを保ち続けた、と言われています。また、中国でもすでに2,500年前から万能薬として用いられていたと言う記録が残っています。現代でも金 の免疫抑制作用、代謝伝達物質の遊離抑制効果や坑炎症作用などが認められ膠原病の治療に用いられています。

現 在の「金の糸による若返り美容術」は1969年にフランスでジーン・コークス博士によって開発されました。 当時の方法は縦横各2本の横断線を頬の顔表面上で互いに交差させるものです。しかしながらこの時代ではまだ広く認知されませんでした。 1977年イタリアのハダオルによる新しい技術により大幅な改善がされ、1992年、オレネス.Pは現在の方法の原型となる施術法を開発します。革新的な のは顎と首のエリアの金糸注入でした。それ以降その施術効果が認められ、ヨーロッパで広く施術され始めました。


でも、歴史がある美容法って、逆に怪しいですよね。

だって、100年の歴史っていっても、100年前って科学が確立されていないから、その方法って本当に正しいのかってツッコミを入れたくなります。


また、当時は(今もだけど)、金は、貴重なものという認識から、ある意味、金を使ったものは、何でも高価で、価値のあるものって認識されていたのではないでしょうか??

本当のところはどうなのでしょうか。。

プラセンタとは

エジプトの女王クレオパトラは若返り・美容の目的でプラセンタを利用していたといわれます。
ローマの有力者を次々と色気で籠絡するクレオパトラは中国の楊貴妃と並べ称せられる絶世の美女の典型とされ、大哲学者パスカルに、「クレオパトラの鼻がもっと低かったら、この全地上は異なっていただろう。」と言わしめるほどだったと言われます。
クレオパトラは多くの美容法を行っていた記録が残っています。
古代エジプトのクレオパトラが山羊の発酵乳のお風呂(ミルク風呂)に入ってその美肌を保っていた、つまり、ケミカルピーリングも行っていたようなのです。
しかし、現存するクレオパトラの像を総合すると、背が低く太っており、鼻も大きなワシ鼻というクレオパトラの姿が浮かび上がるります。
時代によって美人の基準は違いますから一概には言い切れませんが、ほぼ同時代に描かれたプルタルコスの『アントニウス伝』でも、妖艶な美貌というより、教養と魅力的な会話で男心をくすぐったと伝えられています。
どちらにしても、若返り・美容の目的でプラセンタを利用していたクレオパトラの肌は大変美しかったのでしょう。